JA紹介

組合長あいさつ

邑楽館林農業協同組合
代表理事組合長 阿部 裕幸
組合長

 昨年を振り返りますと、国民生活に大きな影響をもたらした新型コロナウイルス感染症が5類へ移行したことにより、人流が活発化して個人消費とインバウンド需要が回復しました。一方で、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスとの紛争等により、世界的な物価高と円安から肥料・飼料・燃油等の価格は依然として高止まり、農業経営に大きな影響を及ぼした年となりました。
 第四次経営刷新3か年計画の二年目であった令和5年度は、地域農業の振興に努め、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」に向けて不断の自己改革を進めました。
 自己改革の実践に向けた取り組みとして、昨年も「やる気ある農家支援事業」を継続し、38件の農家に総額976万円の助成を行いました。国の「肥料価格高騰対策事業」では、春肥料分として1,905名、総額1億2,156万円の申請支援による農業所得の確保や共同購入肥料オール14の供給拡大により生産コスト低減に努めました。農業経営における人手不足の解消や労働力確保を目的として職員の副業を昨年8月から解禁しました。
 また、「組合員との対話運動」の継続・拡充に取り組みました。地域貢献活動としては、JA杯学童少年野球大会の協賛に続き、あらたにJAカップ少年サッカー大会への協賛を行い、子供たちの健全な成長と地域の皆様との絆づくりにより、協同活動の理解を深めることができました。
 令和5年産米は、豊作であった4年産米に比べ減少しましたが概ね平年並みの作柄となり、全体では約31万1千俵の集荷を行うことができました。取引先と販売交渉をしっかり進め、有利販売につなげました。
 農産物直売所については、西邑楽地区に建設した「でんえんマルシェ」が、昨年12月に1周年を迎えました。「ぽんぽこ」とあわせ、両店舗へ多くのお客様にご来店いただけるようイベント等を開催し、出荷者の所得向上につなげられるよう取り組みました。
 こうした状況の中で、組合員のみなさまの農協事業へのご理解・ご協力により、令和5年度の当農協全体の事業実績は、税引前当期利益5億1千万円となりました。本年度も利用高配当の実施を総代会に提案させていただきました。
 本年度は、第四次経営刷新3か年計画の最終年度となります。「組合員との対話運動」を通じ、組合員の声を組織・事業運営に反映しながら、組合員および地域のみなさまに必要とされ続けるよう、持続可能な経営基盤の確立・強化をめざし役職員一丸となり取り組む所存です。
 結びに、組合員のみなさまに、より一層の農協事業へのご理解とご協力をお願いするとともに、ご健勝とご多幸を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

令和6年5月27日

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事業紹介

信用事業

信用事業

 信用事業は、貯金、融資、為替、投資信託などの金融サービスの提供を行っています。

 信用事業における一層の「便利」と「安心」をお届けするため、JA・信連・農林中金が結集し、グループ全体のネットワークと総合力を生かし、「JAバンク」というひとつの金融機関として大きな力を発揮しています。

共済事業

共済事業

 JA共済は、「一人は万人のために、万人は一人のために」という相互扶助の精神に基づき、JA共済事業を行っています。

 共済事業は、万一の病気や事故、災害等に備えて、組合員が協同して総合保障をはかり、生活の安定を目指そうとするものです。本来、組合員である農家への保障を目的とした共済ですが、現在では、どなたでもご加入することができ、ご利用しやすい仕組みと種類をご用意いたしております。

購買事業

購買事業

 購買事業は、肥料や農薬など農業生産に必要な資材と生活に必要な物資を共同購入し、それを組合員に供給する事業です。

 購買事業の取扱い品目は多種にわたり、特に、生活関係の取扱いでは、プロパンガスや灯油などの燃料関係から食料品、衣料品の供給、葬祭業務なども取り扱っています。

販売事業

販売事業

 販売事業の目的は、組合員の生産した農畜産物などを共同で販売することで、より高い収入が得られるようにしていくことです。

 さらに、JAの販売事業は、消費者のみなさんのニーズに応じた新鮮で安全な農畜産物を安定的に供給できるよう生産・販売体制の強化に取り組んでいます。また、地元でとれた農畜産物を地域のみなさんに提供するため直売などの事業についても積極的に取り組んでいます。

指導事業

指導事業

 指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別されます。これらは、組合員の営農や生活活動がより効果的に行われることを目的に行っています。直接収益を生み出すという事業ではありませんが、販売・購買・信用・共済などの事業のカナメとして取り組んでいます。

開発・資産管理事業

開発・資産管理事業

 開発・資産管理事業は、組合員が土地を手放すことなく、土地の農業的利用や都市的利用を実現し、農と住の調和したまちづくりを目指すさまざまな事業をJAのリーダーシップで順次展開していくものです。

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JA概要

名  称 邑楽館林農業協同組合
代表者 代表理事組合長 阿部 裕幸
所在地 群馬県館林市赤生田町847
電話/FAX TEL 0276-74-5111(代表)
FAX 0276-74-3398
設立 平成 21年 3月 1日
出資金 28億2,125万円
店舗 本所(1室・8部・23課)
支所(15)
あぐり(4)
農産物直売所(2)
青果センター等(5)
カントリーエレベーター等(6)
農機センター(4)
ガソリンスタンド(5)
JAアシスト(3)
ミートセンター(1)
不動産センター(1)
組合員 16,645人(正組合員7,541人/准組合員9,104人)<令和5年度末>
役員 理事34人(うち常勤5人)、監事10人(うち常勤1人)
職員 358人
事業内容 総合農協
事業実績
<令和5年度末>
金融事業 貯金 234,888百万円
貸出金 33,016百万円
共済事業 長期共済 424,922百万円
販売事業 販売高 1,732千万円 (園芸)1,048千万円
(農産物直売所)
12,1千万円
(米麦)45,6千万円
(畜産)107千万円
経済事業 供給高 5,755百万円
開発事業 管理 2,068件
宅地等供給 219百万円
リフォーム 247百万円
ディスクロージャー誌
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組織機構図

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CM紹介

JA邑楽館林CM 生産者編 2023①

JA邑楽館林CM 生産者編 2022

JA邑楽館林CM 生産者編 2021(1)

JA邑楽館林CM 生産者編 2021(2)

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